cocochikobo（ココチ工房）の紹介～ミシン編

今回の紹介は、3台あるミシンのうち、私が担当しているのがこの3号機のミシンです。
（1号機、2号機はまた後日紹介しますね）

JUKIの上下送りミシン・DU-1181です。
ミシンに詳しい方からするとかなりレアなミシンかもしれません。
というのは、バッグ用にしては懐（本体と台の間）が狭い、そもそも上下送りミシンなのに平台、という感じであまり流通していないようです。上下送りミシンの平台タイプだともう少し大きめのがあるようで、そちらも欲しいなーと考えています。

工業用ミシンには、アパレルなどが使用している下送りだけの本縫いミシン、上下送りミシン、総合送りミシン、というのがあって、それぞれ平台タイプと腕ミシンの形状があります。ココチ工房では、本縫いミシンが2台とこの上下送りミシンとで製作しています。

このミシンを選んだ理由は、単純に糸の通し方が本縫いミシンと同じで構造がシンプルな点でした。

上下送りミシンの構造としては、「押さえ」が外押さえと中押さえがあって、縫うものに合わせてそれぞれを交換します。

外押さえは、L字型、小物用、コの字型。中押さえは、ステッチ幅用に3mm、5mmを使用。

ミシンに付けているのが、バックカットと2mmの押さえ。外押さえが下の送り歯と一緒に前後に動き、中押さえは針と連動して上下に動きます。

針は、番手が小さい方が細い針。小物雑貨用からバッグの分厚い部分用にそれぞれ差し替えます。

cocochikoboは、大量に生産するのではなく、こんな感じで１つ１つ丁寧に、こだわりながら製作するようにしています。

ネット販売だけでなく、いろいろと販売会にも出店していますので、今後の予定もチェックしてくださいね！
そして、ぜひ手にとって頂ければ思います。